OEMは、自分のブランドの品を他社に作ってもらう方法です。「リップ」の案内には、保湿用のクリーム、色を付ける口紅、液状のグロスも含まれます。作りたい品を言葉だけでなく、形や使い方まで伝えてください。
最低数は、リップクリームの条件として確かめる
| 会社 | 公式に扱う品目 | 公式の少量製造条件 |
|---|---|---|
| アイーダ | リップスティック・リップカラー・リップグロス・リップクリーム・リップバーム | 製品の仕様によっては500個ほどから |
| ジセイ | リップなどの色物と、油性の固形化粧品 | 50個から相談可能 |
アイーダの数量は、仕様によって対応できる製品があるという案内です。ジセイの数量も、リップクリームの容器別・色別の保証ではありません。無色のスティックを希望するなら、その条件を指定して聞きます。
会社一覧で候補を広げる場合も、会社全体の小ロット条件だけで決めないでください。比較の考え方は小ロットOEMと共通です。
スティック・ジャー・チューブは使い方で選ぶ
| 容器 | 向いている使い方 | 試作で確かめること |
|---|---|---|
| スティック | 直接唇に塗る | 繰り出し・折れ・塗り心地 |
| ジャー | 指やへらで取る | 取りやすい固さ・ふたの閉まり |
| チューブ | 押し出して塗る | 出す力・液漏れ |
中身が柔らかすぎると希望の容器に合わない場合があります。先に容器を買わず、中身との相性を試してください。アイーダは色味・発色・ツヤ・硬さ・塗り心地を、試作で確かめながら仕上げるとしています。
色付きにするなら、唇にのせたときの色と、重ねたときの色を見ます。無色でも香りや塗った後のつやは商品選びに関わります。容器・ラベルの決め方も確認できます。
色を増やすと、合計在庫はどうなる?
色ごとの最低数なら、色を増やすほど総数も増えます。仮に仮の見積もりが色ごとに500個、2色を作り、合計で月45個売れる例では、500個×2色=1,000個。1,000÷45≒22.3か月分です。これは仮の見積もり条件で、アイーダの色別最低数を示すものではありません。
さらに、色ごとの売れ方が違うと、片方だけ残ります。各色の注文見込みがないなら、先に色を絞る判断ができます。容器を共通にしても、色別の中身の最低数が減るとは限りません。
費用と日程は、試作・色調整を含めて聞く
アイーダは新しく作るなら、相談から納品まで6〜12か月ほどと案内しています。色数や独自の容器で変わるため、イベントに間に合うかは完成予定日まで書いてもらいます。
費用は中身・容器・印刷・箱に加え、色の調整や試作の料金を分けます。高温時に溶けないか、容器に問題が出ないかも確認します。安全性試験のうち、リップの使い方に合う試験を製造会社と決めてください。
ひび割れの治療など、化粧品で言える範囲を越えた説明を前提にしないでください。販売文を先に考えるなら、化粧品の広告表現で確認します。
次にやること
- 無色か色付きか、容器の形と容量を決めます。
- 色ごとの最低数・試作費・納期を同じ文面で聞きます。
- 全色の在庫を合計し、多すぎるなら色数を減らして再見積もりします。