化粧品OEM比較

洗顔料OEM小ロットの泡・フォーム・粉の選び方

OEMは、他社に自分のブランドの製品を作ってもらうことです。「泡の洗顔料」という注文だけでは、ポンプから泡で出すのか、手で泡立てるのかが伝わりません。形を決めると、対応する会社と容器を絞れます。

手で泡立てるか、泡で出すかを決める

作りたい形 容器の候補 試作で見る点
クリーム状のフォーム チューブ 出しやすさ・泡立ち
押すと泡で出る洗顔料 泡用ポンプ・エアゾール缶 泡の形・すすぎやすさ
粉の洗顔料 粉用ボトル・小袋 出す量・水とのなじみ

泡用ポンプは、液体と空気を混ぜて泡を作ります。エアゾール缶はガスを使う別の方式です。同じ「泡」でも、容器と詰める設備が違います。

忙しい朝に使う品なら、押して泡が出る使い方が候補です。持ち歩く粉の品なら、湿気で固まらない包装を相談します。洗い上がりのつっぱりや、すすいだ後の残り方も試作品で比べてください。

会社の公表値を同じ単位で比べる

各社の数量は、品目と単位をセットで読みます。

会社 対応する形 公式の数量条件
三鳩化学工業 フォーム・洗顔クリーム フォームは300kg、洗顔クリームは120kg
サンワ・ウイングス 洗顔・クレンジング 洗顔・クレンジングは3,000個からの目安
Q美ワールド クリーム・ジェル・パウダー・スクラブなど 仕様を伝えて数量を相談します

美粧ケミカルは弱酸性・石けん系・泡タイプ・炭酸泡の製造例を公開しています。ただし、洗顔の形が作れることと、希望する少ない数量で頼めることは別です。会社一覧でも品目を確認し、容量をそろえて見積もりを取ります。

kgで示された条件は何本になる?

重さで指定した内容量なら、製造重量を内容量で割れます。仮に中身300kgを、1本120gで詰める例では、300×1,000÷120=2,500本です。

これは、設備に残る分などを差し引く前の数です。納品本数を保証する計算ではありません。mL指定なら中身の密度も必要なので、同じ式でkgをmLに置き換えないでください。

本数が多すぎると分かったら、容量を増やす前に、少ない製造重量で受ける会社や既製品の活用を探します。容量を増やすと販売価格や使い方も変わるためです。

試作費と納期は何を含む?

三鳩化学工業の試作費は基本無料。3回目以降は1回5,000円です。納期は容器の納入日から約1か月と案内しています。容器が届くまでの日数を足して発売日を決めます。

泡容器を使うなら、本番と同じポンプで試してください。中身だけ合格でも、泡が出なければ販売できません。容器の選び方と製造の流れ・期間を見ながら、試作と資材手配の日程を組みます。

「殺菌」など薬用の効き目を打ち出したい場合は、化粧品と同じ条件で発注しないでください。薬用化粧品OEMの確認から始めます。

次にやること

  • 手で泡立てるか、泡で出すか、粉にするかを決めます。
  • 容量を伝え、製造重量と納品本数の両方を見積もりに書いてもらいます。
  • 実際の容器で試作を確認し、試験費と納品までの日程を決めます。

剤形・最低ロットで各社を比べる →
見積もりで確かめる項目 →

出典